温泉持ち帰り(実践編)

いよいよ温泉をお持ち帰りします。
まずは軽トラックにローリータンクを積み込みます。
車だと1分の距離ですが、固定はしっかりと。

温泉スタンドはみはらしファーム内の「トマトの木」というバイキングレストランの駐車場P3より一段上の駐車場P4脇にあります。
https://miharashi-farm.com/guide/
こんな施設です。


温泉の吐出口は2本あり、同時に2台に給湯できます。
液晶パネルにはこんな表示が。

温泉は20リットル10円です。
伊那の水道料金が1m3あたり111~211円 20リットルで換算すると2.22~4.22円
そう考えると20リットル10円はそう割高ではありません。
トラックを寄せて、ホースをセット。
こんな表示があります。
操作は硬貨を入れるだけのようです。

とりあえず300リットルタンクなので、150円投入することにします。
「すぐにお湯が出る」と書いてありますが、5秒程度のタイムラグはありますので、
硬貨を入れてから、ホースに手を添えに車に戻るぐらいの時間はあります。
勢いよく温泉が出てきます。
温泉と言いながら、実は水のように冷たいんだろうと、勝手に思っておりましたが、
出てきたのは30℃程度のぬるま湯です。ちゃんと温泉です。
これなら、夕方お風呂に入る前に汲みに来て、すぐ追い炊きすれば、ガス代もずいぶん節約できそうです。
さて、タンクも一杯になってきました。
そろそろ止まるかと思っていましたが・・。
・・止まりません。タンクから溢れていますが、なすすべも無く・・。
ずいぶん溢れさせてしまいました。
お湯の量はかなりおまけして下さっているようです。
次回からは投入金額を考えなければ。
さて、家へ帰って、そのままお風呂脇の斜面を一気に登ります。
ホースを伸ばして、お風呂場の窓からホースを浴槽へ。

そしてバルブを開けます。
おぉっ、水頭差により、お湯が流れ出しています。
うまくいったようです・・・・。
?????
何か変????
タンクが内側へひしゃげて潰れかけている!!!!
しまった!上の蓋を開けてなかった---。
お湯は出て行く、しかしその分の空気がタンクに入ってこない。
そりゃひしゃげるわぁ。
どうしよう。
慌てて蓋を開けようとしましたが、負圧で密着した蓋は到底開けられません。
対応を考え、考え、考え・・。
蓋にドリルで空気穴を空けることにしました。
これでなんとか、タンクに空気を入れることが出来、タンクも元の形へ戻ってきましたが・・。
まだ若干ひしゃげてるかも?仕方ないですね・・。
気を取り直して、給湯の続きへ。
この後は順調にお湯張りできましたが、やっぱりうちの浴槽に300リットルは多かったようで、
ここでも随分お湯を捨てることになりました。
次回は120円分ぐらいで良さそうです。
さぁ、やっとおうちで温泉に入れます。
お湯の色は無色透明と思っていましたが、若干黄色っぽい色が付いています。
温泉スタンドの横には泉質や効能を記した看板が掲示してあります。
(字が小さくて済みません)
この温泉、正式名称は「まほら伊那羽広温泉」というんですね。知りませんでした。
「まほら」は古語で「すぐれたよい所」という意味のようです。
勉強になりました。


そしてなんかとても暖まったような気がします。
ごちそうさまでした。

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