地盤調査

飛び石を食らってひびの入ったフロントガラスの交換のために持って帰っていたキャンピングカーの修理も無事終わり、再びキャンピングカーに乗って戻ってきました。
ちょうど駒ヶ岳SAで夜明けです。中央アルプスがモルゲンロートに染まります。

伊那へ到着しましたが、今日は地盤調査がありますので、キャンカーは一旦みはらしファームの駐車場に駐車し、徒歩で我が家へ向かいます。
インターあたりではあまり積もってませんでしたが、敷地は真っ白。しっかり積もってます。

地盤調査は9時開始予定なので、それまでドローンで敷地の撮影を行います。
(データは伊那へ置いてきてしまったので、また後日)
ほぼ時間通りに地盤調査業者の方が来られ、準備を始められます。
地盤調査の方法はスウェーデン式サウンディング試験。
先端にスクリューの付いた棒を地面に突き刺し、おもりを載せながら回すと、ズブズブと棒が沈んでいきます。
沈むと棒を継ぎ足して、深い層まで差し込んでいきます。25cm貫入させるのに棒を何回転させたかを記録します。
地盤が強ければ棒はなかなか沈みませんし、弱ければ、回さなくても自重だけでも沈んでいきます。

想像通り、うちの土地は粘土質であまり強い地盤ではなさそうです。
特に表層から4,5mのところに特に弱い層がありそうで、棒が自重でストンと沈んでいきます。
事前に測定方法は調べていたので、ストンと落ちていく棒を見て、「アチャーっ」という気持ち。
これば地盤改良無しでは難しいかも。
建築予定地と中心、計5点の測定を行いましたが、弱いのは特異点では無く、そういう地層のようです。

救われたのは、土中の粘土がとても良さそうな粘土だったこと。
これで陶芸家として生きていける(^^;
嫁と「この土売って家計の足しにしようか」と冗談を言いながら・・。内心は・・。
土地改良の見積もりを見るのが恐ろしい。
心とは裏腹に今日の南アルプスはとても綺麗です。

昼からは、建築士さんと工務店さんと私達の三者で打ち合わせ。
工務店は「建築工房富澤」さんに決めました。
自分の建てたい家を建てたい方法で「一緒」に建てられそうだから。が理由です。
お断りした工務店も、色々お世話になっていましたし、本当に心苦しかったのですが。
ともかく「望仙の家」は「アトリエアースワーク」「建築工房富澤」の力をお借りして、建つことになります。
よろしくお願いいたします。
今日は皆で持ち寄ったコストダウン案と希望を持ち寄り、議論し、「望仙の家」の最終に近い仕様を決めることが目的です。
建築士の立場と、工務店の立場での熱い議論を聞きながら、「あぁ、この家は良い家になる」と心底思いました。
私自身も分からないことが多く、もやもやしている部分もありましたが、かなりの部分スッキリし、家の最終イメージが見えてきました。
着工は早くて夏頃で完成はちょうど今から1年後ぐらいになりそうです。
首を長くして待つことにします。
その間は庭いじりかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です