前回から話題になっている敷地入口のドロドロを改善します。
ドロドロの原因は、土地が粘土質だからというのは当然として、坂の上の高くなっている部分から水が流れ込み、低い部分で停滞し、水分が多量に残りドロドロになると推察しました。
なので対策としては、
1.坂の途中に林道横断溝のような仕切りを設置し、坂上からの水を坂の脇に排出して下まで流れ込まないようにする。
ちなみに林道横断溝とはこのページにあるようなもの。
建築工房富澤さんに教えて貰いました。
2.坂の下の部分もでこぼこになっており、窪んだ部分に水がたまるので、道路脇に簡易排水溝を作り、そちら側に若干傾斜するように整地することで、真ん中に水が残らないようにする。
3.上記を実施した上で砂利を厚めに敷く。
以上をやります。
う~む。大工事ですな。この週末でやり遂げられるか。日曜日は砂利屋さんが休みなので、砂利敷きまでは無理かも。
様子を見ながらやるしか無いですね。
まず事前準備で横断溝にする仕切りを製作します。上記のページに書かれているシスイエースのようなものは個人では手に入りにくいようなので、当然ながら自作します。
日頃からお世話になっていて、最近CMでもよく見るようになった「ミスミ」でゴムシートを購入します。
材質は適度に柔らかく、耐候性に優れたEPDMゴムをチョイス。
別途ホームセンターで、防腐処理された2×4材を購入。スペーサとして9mmの杉板も用意します。
これを組み合わせて1mサイズの仕切り板を6本作成しました。
ゴムの方を少し長めにしたのは、継ぎ目を重ね合わせて、下流に漏らさないようにするためです。
伊那での作業時間短縮のため、これを京都で作っていきます。
さて、朝8時に伊那到着。雪の予想もありましたが、天気は持ちそうです。
では作業開始。まず仕切り板を埋めるための溝をショベルカーで掘り・・・、ほっ掘れません。
地面が固く凍って、ショベルカーの爪が土に刺さりません。信州で冬に基礎工事ができないのはこういうことなのね・・。
信州の冬を体で実感。何とかかんとか掘りますが、掘ると言うより、凍って固まった土が塊でめくれ上がるという感じ。
土の中にはきらきらと輝く結晶が。あ~、確かに凍ってますなぁ。
苦労しながらも溝を掘り、仕切り板を設置します。凍った土を埋め戻すのも大作業。
凍った土を砕いて細かくして埋め戻します。
幸いなことに太陽が高くなって日が差せば、凍結も緩んできます。
太陽の応援も受けて、仕切り板の設置作業は完了です。
続いて、下部の作業にかかります。
太陽が上がってからは作業が順調に進んでいますので、砂利の注文もすることにしました。
昼から持ってきて貰います。
側溝を掘って、後で土で埋まらないように石を積んでおきます。掘った土を地面の窪んだところに入れていき、全体を溝の方にちょっと傾斜するように整えます。あとはショベルカーで踏んで圧をかけておきます。
そうこうしているうちに昼になり、砂利の1杯目が到着しました。(今回は2t車2杯頼んでいます。)
まだ土が乾いていないので、トラックは上げれません。入口にどっと下ろして貰います。
ここから砂利をならしていきますが、今回は息子が居らず、一人での作業はなかなか大変。
そうこうしているうちに2杯目が到着。早すぎる~。
本当は奥に下ろして貰うつもりだったのですが、トラックは奥へは入れません。再び入口にドドッと。
完全に目算が外れました。
当初は奥までトラックを乗り入れて、均す中間あたりに砂利を下ろして貰って周囲に広げるだけにしたかったのですが・・。
入口に砂利の山が積まれたので、ショベルカーで一輪カーに砂利を積んで、うんこらしょっと手作業で奥へ運んでから下ろして広げるという地獄の作業になりました。
当初は1日で終わるか、と思っていたのですが・・。当然ながら終わらず・・。
この状態で日没ゲームセットとなりました。