南アルプスの稜線が朱に染まる朝です。
この景色は何度見てもすばらしぃぃ~。
凍って詰まったキャンピングカーの水道は夜中には復活しましたが、
朝気づいたら、水漏れ発生。見てみると蛇口の部分が抜けかけています。
凍って膨張したせいで抜けたのでしょうか。やっぱ長野凄いわ。
破裂しなくて良かったと考えるべきなんでしょうね。
工具がなくては直せないので、とりあえず修理は後回し。
今日は昨日に続いてもう一軒、ハンドメイド薪ストーブ屋さんを訪問します。
我ながらなかなか落ち着きがないですね。
水漏れのせいで遅れましたが、8時過ぎに出発。向かう先は、富士見町。すぐそこは山梨県。
お店の名前は「北澤アート」さん。
ここのロケーションがまた良い!!
見逃しそうな細い道を入っていった、隠れ家のような北澤アートさんの土地からは、正面には日本一の富士山、右に目を移せば日本二位の南アルプス北岳。
直下には中央本線が滑り込んでくる。(敷地の法面下がトンネル入り口)
ご主人への一言目が「いやぁ、よくこんな土地見つけられましたね」
今年は昨日の池田町と併せて、いきなり2件の素晴らしい風景のお宅を拝見させていただきました。
さて本題の薪ストーブですが、こちらではなんとオーブンが主役の薪ストーブをメインで作っておられます。
私達のように料理のための薪ストーブという考え方は特殊かと思っていましたが、そうではなくてほっとしました。
最近さらにオーブンを前面に出した、コストダウンオーブンを作っておられるようで、1月中に完成されるとのこと。
完成後にそれを見させてもらうことにして、富士見町を後にしました。
帰りは高速を使わずに、杖突峠を越えて高遠に。
まだ行ったことがなかった、「高遠さくらの湯」に立ち寄ることにしました。
ここは設備としては狭い部類に入りますが、泉質はみはらしの湯よりも良いかも。
また露天からは桜の木々が見えますので、桜のシーズンはきれいでしょうね。
ただ浴室の混雑を考えると・・。無理かも・・。
高遠の町からは中央アルプスがきれいに見えます。
今日はホントに気持ちの良い天気です。
その後、ホームセンターで泥落としマットと水道修理用の工具を購入し伊那へ帰着。
待っていたのがこの景色。
色々綺麗な景色を見たけれど、やっぱりここからの景色が良いわぁ。
キャンピングカーの水道修理も完了。今度から京都へ戻るときは水抜きをしておかなくちゃ。
続いての作業ですが、石を積むのもおっくうなので、キャンピングカー周りのドロドロ対策をします。
キャンピングカー周りも入り口の坂ほどでは無いですが、水が入るとドロドロになります。
これには伐採の時に出た、ウッドチップを厚めに敷けば結構効果的だということが予備実験で分かったので、今日は本格的に撒いてみようかと。
敷地内にはウッドチップの小山が何カ所かに分かれて積んであるので、そのうちの一つを崩しにかかります。
しか~し、ここは長野です。ウッドチップの表面はガチガチに凍っています。手作業では手に負えません。
ショベルカーで表面の氷った層(厚み15cmぐらい?)をはがしにかかります。
内層は凍っていないので、それを一輪車に積み替えてぬかるみそうな所へ撒いていきます。
少し中まで掘っていくと、白い塊がコロコロと。カブトムシの幼虫のようです。
チッパーの山は入りやすくて暖かくて、ちょうど良い越冬場所なんでしょうね。全部で20匹以上はいたかも。
仕方が無いので山の一部は残し、出てきた幼虫はそちらへ移動させて埋めておきます。
大丈夫かな。冬越せるかな。ごめんなさい。
おかげでキャンピングカーの周りはチップでふかふかした感じになりました。
長持ちはしないでしょうが、当面はしのげそうです。
今日も早めに晩ご飯を食べて就寝です。まだ8時半だぞ・・。