植栽第二弾

今週は日曜日に用事があるため、金曜日から伊那入りしました。
長野県も梅雨入りしましたが、この金曜、土曜は天気はokそう。
今日は目隠しの植栽第二弾を行います。
夏になると植栽できませんので、夏前のまとまった植栽はこれが最後でしょう。
8時過ぎに土地に着いてみると、朝早いというのに何やら慌ただしい動きが。
コンクリートミキサー車とポンプ車が乗り入れています。
基礎内部の立ち上がりの型枠が完成し、本日コンクリートの打設が行われるようです。
打設の様子を見てみたかったので、今日来て良かった~。
既に打設の準備は整っているようですが、
ポンプ車の配管が詰まり、取り除くのに手間取っておられる様子。
その時に声をかけられ、コンクリートの検査の立ち会いをすることに。
測定される項目はスランプ値と、空気量と塩化物含有量の3つと供試体の採取です。
スランプ値とは、セメントの流動性を調べる検査です。
コンクリートが軟らかければ、流し込むことが容易になるので作業性がアップします。しかし軟らかすぎるコンクリートは余剰水が残るため、ひび割れが発生しやすくなります。
計り方は画像右上端に写っている容器にコンクリートを入れてから、水準をとった板の上にひっくり返してプッチンプリンのように中身を出し、出たセメントがどれだけ潰れるかを見ます。柔らかいと多く潰れ堅いと潰れない。一般的には15cm~18cmの間で施工するようになっているようです。写真右下が今回の結果で、今回のうちの場合、少し固めにしたということで、結果は17cmでした。合格!!
空気量測定はコンクリートの流動性と圧縮強度を検査するようです。空気量が多いほど圧縮強度が下るので、適正値があって、JIS A 5308の規格では、普通コンクリートでは「4.5±1.5%」が適正値のようです。測定は写真右下の青い測定器で行います。今回の測定値は4.4%で、これも合格。

塩化物含有量は簡易測定ということで、供試体に突っ込んだ試験紙?で見ているようで、結果は出ていませんが、強度試験の結果と併せてまた連絡があるでしょう。
と言っているうちに打設が始まりました。

ポンプ業者さんがコンクリートを流し込み、基礎屋さんの奥さんが「コンクリートバイブレーター」で流し込むサポートをし、基礎屋さんが高さを整えていきます。皆さん手慣れた作業です。手早く作業が進んでいきます。
「コンクリートバイブレーター」面白いですね。流し込まれたコンクリートに棒状になっている先端を突っ込んで「ぶわぁぁっー」と振動を与える音がしたと思うと、一瞬でコンクリートが滑らかになります(ように見えます)。簡単そうですが、きっと腕への負担は大きいと思われます。奥さんありがとうございます。
おっと、ここで「ノギランドスケープデザイン」さんが登場です。今回植栽するのは、工場側の目隠しにソヨゴ4本シラカシ3本。それから入口のシンボルツリーとしてと、坂の横に計3本のシラカバジャクモンティーを植えます。
なお、先日グリーンファームで買った安目のシラカバジャクモンティーは枯れているとのことで泣く泣く撤去となりました。
ここからは基礎の作業を見ながら、植栽を行うという忙しい作業になりましたが、基礎のセメントの流し込みは案外早く終了し、ポンプ車の方は慌ただしく次の現場へ行かれました。
植栽の方も昼過ぎには終了。
目隠しの植栽はこんな感じ。

入口はこんな感じ。電信柱って景観的には本当に邪魔ですね。

坂道の横はこんな感じ。シラカバジャクモンティーは若木のうちから幹の白いのが特徴ですが、ちよっと高原ぽい、なかなか良い感じになりました。

基礎工事の方は、立て基礎の天端にレベラーを流し込む作業をされています。
私達は、お任せして買い物に出かけましたが・・。
しばらくして雨が降ってきました。えっ、早すぎる。雨降るのは夜からじゃないの。
現場は大丈夫なのでしょうか。
戻るとブルーシートが敷いてありました。
作業は無事に終了したみたいです。

色々盛りだくさんな一日でした。

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