漆喰塗ります!!(実践編)

今日もとても良い天気です。
伊那の町に雲が降りて雲海になっています。
幻想的な風景です。

さて、今日の作業を開始しましょう。
漆喰塗りの実践です。
まずは、昨日作っておいたバケツの漆喰を持ち出します。保管のために水を張っておいたので、もう一度混ぜ作業を行います。水で緩くなるのでまた漆喰を足して、適度な固さにします。昨日ほどではないですが、めんどくさい作業です。
餅のような固さになった練り漆喰をコテ板の上にドロッと落とします。落としすぎると端から垂れてしまいます。
左手に持ったコテ板の上の漆喰を右手のコテですくい取り、そのまま壁へなすりつけます。練り固さが柔らかすぎると、すくい取れませんし、固すぎると塗ったときの伸びが悪い。
練り固さがちょうど良くても、所詮コテですくい取れる量は少ないし、3mmぐらいの厚さで塗らないとうまくコテ跡がつかないので、コテ一回で塗れる面積はしれています。
ある程度の面積をざっと塗ってから、コテで仕上げます。これがまた難しい。彗星倶楽部の壁のようなダイナミックなコテ跡なんかつけられそうにない。
どうしても平滑を意識してチマチマしたコテ跡になってしまいます。
コテを入れる時のたて筋も入るし、仕上がったところにコテを引っかけて台無しにしてしまうし・・。
さらにどうも私はおでこぐらいから上の高さのものが認識できないようで、足場にガンガン頭をぶっつけてしまってたんこぶを作るし・・。
不自由な姿勢なので腰は痛くなるし、嫁は神経痛を再発するし。
これはなかなか大変だ。

現場監督も日向ぼっこしながら、心配そうに眺めています。

夫婦で分担して塗っていきますが、風呂場側から塗り始めて、今日は南側の大きな窓3枚の端でゲームセットとなりました。このエリアは窓が大きく、窓や屋根と壁の境目の「ちり」の部分が多かったので、思ったよりも進みませんでした。

ここからは塗り面積が多くなり「ちり」が少なくなります。さてそれが吉と出るか凶と出るか・・。
来週をお楽しみに・・。

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