漆喰塗ります!!(開眼編)

今日はほぼ休憩なしで走り、7時半前に伊那に到着しました。
信州大学の並木もすっかり色づいてきました。

今週の目的はただ一つ。
外壁の漆喰塗りを終わらせてしまうこと。
先週の苦戦からすると、かなりの困難が予想されます。
朝食を済ませ、さっそく準備にかかります。
まず、今日塗る場所の窓や扉、屋根との境にマスキングを行います。
そして練り置きしてあった漆喰を適度の固さに練り直します。
いよいよ作業開始。
嫁は先週の続きの南面側、私は玄関側と手分けして塗り始めます。
私は裏のガルバリウム鋼板壁との境面からちまちま塗り始めます。
うーんこのままでは先週の二の舞になるかも。
「このままではダメだ」続く大きな壁を目の前にして考えます。
「どうせプロのようにできないのなら、中途半端なコテ目では無く大胆にしてみようか・・」
その時南仏プロヴァンスの風が頭の中を吹き渡りました(大袈裟(^^;)
大胆かつ豪放に。
まず、漆喰を厚めにべたべたと壁に載せていきます。

次にコテを当てて、できるだけ均一な漆喰厚にします。この時当然ながらコテ筋ができます。
今まではこのコテ筋を目立たなくするためにちまちまコテを追加で当てていましたが、
今回は違います。
さらに強く力を込めて、深いコテ筋をつけます。
こうすると、大胆な深い陰影の筋目ができます。
プロや他の方が見れば笑われるようなコテ筋(というか既に模様?)かもしれませんが、
私はなんとなくこのコテ筋が気に入りました。
なのでそのまま続けます。
この壁は題して「プロヴァンスの風」となりました(^^;

また、ペースを上げることができるコツも分かってきます。
コテ板を壁の近くで保持し、すくい取る瞬間にコテ板を起こしてコテに漆喰をすくい取り、そのまま勢いで壁にぺしゃっとこすりつけます。こうすると落としてしまう漆喰も少なく済み、コテ1往復の時間も短縮できます。(それでも漆喰をボテボテ落としてしまいますが)
大胆さと塗るコツでペースが上がってきましたし、先週に比べると全くしんどさが違います。
嫁も同様のようで、今日は先週のような悲壮感漂うこと無く楽しく作業ができました。
全て終了はできませんでしたが、この調子なら恐らく明日の午前中で終わるのでは無いかと思われます。

さてさて、家の内部の様子ですが、床板はほんの少しを残して全て張られているようです。

来週以降壁作業に入られるのではないかと思います。

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