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山の端日記

森を作る

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前回の投稿からずいぶん間隔が空いてしまいました。
すっかり新緑の季節になってしまいました。

この間にも色々ありましたが、一番大きいのは我が家の敷地面積が増えたことでしょうか。
山側の隣の敷地に、ひょろ長い檜がたくさん立っていて、そのうちの1本が昨年の台風19号で倒れたのは以前に書きました。
http://buc.naganoblog.jp/e2427409.html
残っている木もいつ倒れてくるか分からず、全部刈って欲しいと隣の地主様と交渉していたのですが、結局うちがその土地を買い取って、うちが伐採することになりました。
買い取ると言っても山林ですから、その値段は驚くほど安い。
これで、元の土地に今回の472m2を加えて、合計の敷地面積は2000m2を超えました。
そして、今週、林業士の金井さんにお願いして伐採を行いました。
今回購入した土地の木をほぼ全て伐採してしまいます。
木曜日に伐採、金曜日に搬出。
枝はチップにしてもらいます。

さてさて、ここまでが前置き。
裏の山側は雑木林にしたいと以前書いていました。
http://buc.naganoblog.jp/e2230231.html
でもどうすれば雑木林にすることができるのか全く分かりませんでした。
木を買って植えて育てるの?
分からなかったので、去年の草刈りは、刈分けると言っていながら、刈払機を振り回してがむしゃらに刈っていました。
http://buc.naganoblog.jp/e2400157.html
こんなのでは雑木林になるはずもありません。
そして今年・・。
今回の伐採の打ち合わせの中で、金井さんから、「一緒に刈って雑木林を作りませんか」と、とてもありがたいお言葉が。
そして今回、伐採の手空き時間で、「雑木林作り」を教わることができました。
基本的な考え方は、一定のエリア内(とりあえず2m2ぐらい?)で残したい木を選びます。
そしてそれ以外の木を全て刈ってしまいます。
株立ちしている木も多いのですが、良さそうな枝を残して残りは剪定します。
要するにそのエリアで大きくする木を1本だけにするということです。。
その木が大きくなると日陰ができて雑草や他の木が生えにくくなって・・。やがて雑木林に。
それからやっぱり大事なのは木の種類を知ること。
今回、金井さんに教えてもらって、樹種が見分けられるようになってきました。
うちの敷地に生えているのは、クリ、ウルシ、サクラ、クルミ、ウリカエデ、コシアブラ、イロハモミジ、ダンコウバイ、アオダモ、ウワミズザクラ、ツゲ、ヤマアジサイ、ヤマツツジ、サワラ、イタヤカエデ、ハギ、フジなどなど。
とりあえず樹木を買う必要は全くありません。
木の名前が分かると、残したい木を選ぶ時に、バランス良く選べるようになります。
ただしウルシとフジは残さない方が良いようです。
最初のうちは残すと選んだ木には目印と名前を書いておきます。
そしてそれ以外の木や草を刈っていく。

書くだけなら簡単ですが、すでに木も草もかなり生い茂っており、鎌とノコギリと剪定ばさみでの手作業での刈払い作業です。
大雑把になってしまう刈払機は使えません。
茂みの中に入り込んで、草を刈りながら、幹の位置を確認し、残さない物はできるだけ根に近い位置で切っていきます。
株立ちの木は、できるだけ上にまっすぐ伸びている物を選んで、他は根元で切っていきます。
なかなかに重労働です。
しかしそうして整理していくと、不思議と雑木林のイメージが見えてきます。
何故かとても嬉しくなってきます。「森を作っているんだなぁ」と。


去年までは草木とがむしゃらに「闘って」いました。
今は「共生する」ということがちょっとだけ分かった気がします。
これはとても貴重な体験。
とてもありがたいです。

新たな土地からの写真です。

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