重大事故発生2

今日は雪が降る予想です。
朝の4時ぐらいから一気に曇ってきました。
今日は二回目のワックス掛けをしましょう。
昼からは製作途中の薪ストーブを見に、松本の山林舎さんへ行く予定です。
昨日の感じでは、昼までには余裕で終わるでしょう。
暗い内に建物へ向かいます。
すでに雪がチラチラと舞い始めています。
昨日結局しなかった照明の明るさの確認。
家中の全ての電灯を点灯させます。
計画段階ではエジソン電球では暗いかもと心配していましたが、問題ないようです。
天井の木も綺麗に照らしてくれています。

さて、ぶっち嫁はまだ来てませんが、とりあえずロフトからでも塗り作業を開始しましょう。
ロフトに梯子をかけて・・。
この時、床が昨日のワックスで滑りやすくなっているようなので、ちょっと嫌な予感がしたのですが・・。
一段目に体重かけて大丈夫なことを確認してから登っていきます。
ワックスの入った塗料バケツをロフトの床に置き、肘をロフトの床にかけた時・・。
足元の梯子がすっと無くなりました。梯子が滑って倒れてしまったのです。
私は床に肘をかけていたので、梯子と一緒に倒れることはありませんでしたが、
その体勢が長く続けられる訳も無く、やっぱり落下・・。
ぶら下がった状態からなので、たかだか1m程度。うまく着地できれば無問題だったのでしょうが、ワックスを掛けた床は滑るのです・・。
着地と同時に滑って転び、先に倒れて転がっていた梯子の上に体を強打。
この時点ではどこをどう打ったのかまったく分からず、ただ全身を衝撃が走って動けません。
胸を強く打ったようで、息もできない。
このまま意識を失って、手遅れになって死んでしまっては困るので、力を振り絞って携帯電話の所に行きぶっち嫁にHELPコール。ぶっち嫁はすぐ来てくれました。一安心。
ちょっと様子を見るためにしばらく横になっておきます。落ち着いてきました。
体を動かしてみます。あちこち痛いですが、骨折のような痛みは無いようです。
右大腿骨の付け根と右肩強打、胸強打。
動くのには支障がありますが、これぐらいで済んで良かった。
これで死んだら洒落にならん。
ぶっち嫁には「一人で作業するからや」とひどく怒られました。
続くワックス塗り作業はぶっち嫁主導で行われます。
私もやりますが、やっぱり力が入りにくい。肩も上がらないし。
窓の外は本降りの雪になってきました。
あっという間に積もっていきます。
3cmぐらい?
今まで何回か積雪はあったようですが、
私たちが居る時の積雪はこの冬はじめてです。

ワックス塗りはぶっち嫁の活躍もあって10時頃には終了。
ぶっち嫁に拍手。パチパチ。
私は最後の最後にしまりませんでしたが。
寒空の中、窓を開けての作業で体が冷え切ったのと、色々とワックス臭いので、今日は先に温泉へ行くことにします。
この時間なら大芝荘の内湯。
熱めのお湯が心地よい。体の痛みは取れませんが。
そのまま松本へ向かいます。
今日の松本は雪が少なく、伊那より全然暖かです。
車の温度計でも5度違う。
逆に松本が冷え込むこともあるようですし、そんなに離れて無くても気候は変わるんですね。
山林舎さんは、初めてお伺いした時はだだっ広い工場で作業されていましたが、隣へ移転されちょうど良いこぢんまりとした、まさに秘密基地のような作業場になっていました。
これはうらやましい。
作業中の薪ストーブを見せて貰います。

結構大きいですが、ピキャンオーブンよりはボリューム感はありません。無骨な感じも無く角は曲線になっていてスッキリしています。下の部屋が燃焼室で上の部屋がオーブン。
燃焼室の下部はメインの空気取り入れ口で、その左右に二次燃焼用の空気取り入れ口があります。二次燃焼用の空気は燃焼室背面奥のダクトで暖められ燃焼室上部に供給され二次燃焼すると。その熱を持った排気は上部のオーブン室を包み込むように流れ、オーブンを温め排気される。
このような仕組みになっているようです。
シンプルですが、奥が深そう。薪ストーブも技術的に面白そうなアイテムですね。
この後、扉を付けて燃焼テストして、塗装して完成ということのようで、設置は1/27になりそうです。
楽しみです。
作業の邪魔しては悪いので早々に退散。
伊那に戻って、後は、傷を癒やすために早めに横になりましょう。

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