今日はローリングリルの専用オプション、「焼き芋アタッチメント」を使用して焼き芋を作っていきます。
あまぁ~い焼き芋は作れるのでしょうか。
さてさて、ネットを検索すると焼き芋を甘くする焼き方が色々見つけられます。
私が今まで、評価した実体験を元にすると、このサイトの焼き方のように焼くと
一番楽で、美味しい焼き芋ができます。
激甘ねっとり。シルクスイートで作る糖度40の焼き芋レシピ
理屈も色々と書いてありますので、勉強にもなります。
要は、「140度で3時間焼く」焼き方です。実にシンプル。
なのでローリングリルでもこの焼き方で焼きます。
(実際は温度計と内部温度との誤差、および炭で温度調整するので厳密な温度管理は無理なので、
目標温度は「だいたい150度ぐらい」として焼いています)
今回焼くお芋さんのサイズは、重さが約500gの「紅はるか」
長さが、アタッチメントが対応する最大長さの220mm、直径が70mmのものです。
ボルケーノで炭を熾して準備完了。
焼き芋アタッチメントに芋を2個セットします。
芋は焼いていると、どんどん柔らかくなり、縮んでいきますので、30分に一度はねじ棒の位置を調整して下さい。
さもないとゆるゆるになって、芋が下に落ちてしまいます。
朝9時焼き開始。
先にも書いたようにローリングリルの内部温度が150度になるように、炭の量を加減して温度調整します。
その時、内部の温度計は140度程度になりますので、ローリングリルの温度計は、実温度より10度ぐらい高い値を示しているようです。
一時間経過でお芋さんはすでに柔らかくなっており、温度計の針はするっと突き刺すことができます。
この時追いもさんの内部温度は90度。食べようと思ったらもう食べられそうな感じ。
すでに甘い香りが漂ってきて、食欲をそそります。まだ朝の10時なのに腹減った・・。
しかし、まだまだここからです。
温度は炭の調整の仕方で、140度から150度の間をキープ。
調整用の炭は、炭おこし器で常に赤熱状態でキープ。
やっぱりオガ炭、備長炭が温度管理がやりやすく、安定しています。
焼き開始から2時間。
ここで比較のために2個のうち1個を取り外します。
すでに芋はふにゃふにゃ状態で、そのままでは割ることはできず、皮を破いてやっと中が見えます。
芋は固形状では無く、とろとろの繊維っぽいペースト状になっています。
蜜も溢れるほどでは無いですが、てらてらしています。
とても甘いです。
もう1個はさらにそれから1時間焼き続けます。
芋の内部温度は100度程度でずっと変わっていません。周辺温度は150度でも、内部は水分の沸騰状態なのか、
100度以上には上がらないようです。
さて3時間経ちましたので、もう一個を取り出しますが、柔らかさは2時間のものとあまり変わらない感じ。皮を破ってみると、色が濃くなっています。
そして甘みも、ぐっと濃くなっています。
美味しいです。
今回の芋の場合、3時間の方が甘くなりましたが、比較しなければ2時間でも十分甘いです。
冷やすとさらに甘さが際立ち、芋クリームのスイーツになります。
ペロッと食べることができました。
ごちそうさまでした。
皆様も色々なレシピを試してみて下さいね。