製品出荷して少し落ち着いたので、ローリングリルを使用して、ローストビーフを作ってみました。
今までは記録も残さずに結構アバウトに作っていましたが、
今日は今後の参考のためにちょっとデータを取っておきましょう。
今回使用する肉は牛もも肉、約300gです。
サイズは約66mm x 54mm x 長さ93mmぐらいの大きさ。
外気温は7.4度と微妙に寒い。
まずは炭を熾します。
炭おこしには当然ボルケーノを使用します。
台にはローリングリルのトレイを使用。サイズ的にボルケーノとジャストフィットです。(ジャストフィットするように作ったので当たり前ですが・・)
炭はオガ炭。時間のかかる炭火料理を安定してつくるのには、オガ炭か備長炭しかあり得ないと思っています。
着火剤にはロゴスのファィアーライター2個使います。
10分待たずに炭が熾ってきました。
ボルケーノを作る前は30分ぐらいかかることもあったので、寒い中待つことを考えると・・。
我ながら良いものを作りました。(自画自賛)
それでは調理開始です。
モーターをオン。
お肉回転開始。
ボルケーノの容量の2/3ぐらいの量の炭を熾したのですが、使うのはオガ炭3かけらだけ。あとは温度調整用と暖房用です。
蓋を閉めるとしばらくして内部温度があがってきました。
今回の温度ターゲットは100度程度。
しかし今のままでは100度を余裕で超えていきそうなので、慌ててオガ炭を1かけ減らして2かけに変更。
トレイを引き出して簡単に炭の量を変えて温度調整できるのもローリングリルの良いところですね。(ここも自画自賛)
蓋を開けるとすぐに内部温度が下がってしまうので、できるだけ開けないで調理したいので。
調理開始から5分ほどのの温度計表示は105度
念のため、横から温度計を差し込んで、お肉近傍の温度を確認すると約95度。少し差があります。設置位置高さのせいか、温度計のばらつきか。
どんな感じか、蓋を開けたくなる衝動を抑えて、じっと待ちます。少しだけ蓋を開けても、そんなに温度は変わらないようですが・・。
温度はマメにチェックして90~100度程度をキープするようにします。
30分経って、蓋を開けてチェックします。
表面は大分色づいています。
モーターを止めて肉の内部温度チェック。
まだ45度までしか温度が上がっていません。
今回のターゲット温度は60度としています。
このあたりの温度設定は、食中毒防止の観点から、自己責任でお願いいたします。
また温度計で肉の温度を測定することをお勧めします。
45分経過で約56度。もう少しです。
そして焼きはじめから56分経って、やっと・・。
さてさて、しばらく肉を休ませてから、切ってみましょう。
良い感じの桜色です。
真ん中に穴が空いているのがアレですが・・。
完成です!
温度を上げずにじっくり焼いているので、とても柔らかかったです。
ごちそうさまでした。