背割り

今日は残材の搬出作業ですが、林業士の方から提案を受けました。
リビングの真ん中に建つ、檜の1本柱の背割りをやらせてもらえないか。と。
背割りとは「柱などに乾燥に伴う割れの生ずるのを防ぐために,裏になる側にあらかじめ鋸などで割れ目を入れておくこと。」 で、製材所にお願いしようと思っていたが、どこも受けてくれなかったとのこと。恐らく林業士さんも自分で背割りをしたことは無いようだが、それならば経験してもらった方が良いやと思い、OKとしました。
私も手伝います。自分の家の柱の加工に携われることはとてもありがたいです。
まず皮を剥きます。そして水拭きしてハイターで拭く。これは昨日やった作業と同じです。
しかしそこはプロやはり皮剥き専用の道具を持っておられます。へらのような道具で、これを使えばマイナスドライバーより簡単に、また木を傷付けずに皮を剥くことができます。
昨日剥いた木より遙かに大きい木ですが、案外簡単に剥くことができました。

皮を剥いた檜は一部シミのようなものはありますが、とても綺麗な肌色をしています。
そして次はこれを拭き上げていきます。

そして次はいよいよ背割り作業。
まずは墨つぼで直線を描きます。

小型のチェーンソーで墨線に沿って切れ込みを入れます。
私はエアで切り粉を吹き飛ばし、墨線が隠れないようにする補助作業です。

そして完成したのがこの丸太。
味のある良い丸太が完成しました。

また家を建てるのが楽しみになりました。
夜は伊那の花火大会。
少し遠くて、林に隠れ気味ですが、何とか見ることができます。

木がたくさんあって今まで見にくかった近所の人たちも、今年はよく見えて喜んでいる様子。
来年は間近で見ようかな。

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