薪ストーブについて考える

今日は高速バスで伊那入りです。
ひびの入ったフロントガラスの交換のために、伊那での仮住まいのキャンピングカーを大阪のショップに持ち帰る必要があるのです。
到着は45分ぐらい遅れて15時前にうちに到着しました。
雨上がりのため土地はグズグズ。試しにキャンピングカーをこの前完成した駐車場に下ろそうと思いましたが、このぬかるみでは滑りそうなので、今日は断念。
そこで時間もあるので薪ストーブを見に行くことにしました。
薪ストーブ。その名の通り薪を燃やして暖をとる機器。
伊那で家を建てると聞いた人は必ずと言って良いほど「薪ストーブは入れるの?」と聞いてきます。それぐらい伊那周辺では(長野では?)薪ストーブは一般的で、そして薪ストーブが似合う土地だと思います。
私は薪ストーブを入れるつもりは全くありませんでした。
暖房器具として考えた場合、薪ストーブは手間がかかりすぎです。
夏の間に薪を大量に準備しておかなければならないし、薪を購入するにしても決して安い物では無い。
薪ストーブに暖房を頼る場合、この準備が「義務」になってしまうので、それは性に合わない。
火を起こして暖まるまでに時間がかかるし、火が消えるのにも時間がかかる。
当面の週末中心の暮らしに対しては機動性が欠ける。
というのが薪ストーブを入れようと思わなかった理由です。
家の設計も薪ストーブのことは一切考えずに進んできました。
ちなみに設計中の家のメイン暖房はガス暖房としています。
ちょっと風色が変わってきたのはぶっち嫁の方から。
寒くなってきて近所でも薪ストーブを焚き出し、煙突から立ち上る煙を見て「良いなぁ~」と思い始めたらしい。
また、薪ストーブ料理にも興味を持ちだしたようで、この前「こんな薪ストーブがある」と言ってきた。
本屋で立ち読みして見つけたらしい。
それが「ピキャンオーブン」
2室構造になっており、上で薪を燃やして、下がオーブンになっている。

「へぇ~、おもしろいな」と私も思いました。
私もダッチオーブンを大小併せて4個持っており、キャンプではよくダッチオーブンでアウトドア料理をしていました。
今でも丸鶏のローストとかたまにします。
ピキャンオーブンを見た時、私の中でも薪ストーブと料理が結びついてしまいました・・。
「薪ストーブで丸鶏のローストが作って食べられる」
「薪ストーブを「暖房器具」としてでは無く、冬の寒い時でも「アウトドア料理を作れる器具」として考えたらどうだろうか」
・・・それなら有りかも。
というわけで、本日の薪ストーブ調査になったわけです。
行ったのは伊那市にあるお店ですが、当然ながらピキャンオーブンは置いていなかったわけですが、色々お話ししているうちに、「そういえば中古で在庫があったかも」ということで調べて貰うと在庫ありました。
早速少し離れた倉庫にお邪魔して現物を拝見したわけですが・・・、でかい、でかいです。特に奥行きが。
耐火を考慮した設置スペースはかなり広い面積が要りそうです。やっぱり実物を見るもんですね。
という訳でピキャンオーブンは×になりそう。
ですが、2室でなくてもオーブン料理はできるそうなので、もうちょっと研究してみます。
見た目で良いなと思ったものはこれ。
ヘルゴンのE-40。炉室が大きくて料理しやすそう。

煙突の穴や床の補強などは、後でやると最初に仕込んでおくよりコストがかかりそうなので、最初から薪ストーブを入れないとしても、設計上は考えておいた方が良いかも、と考えています。
人の考えは、ちょっとしたきっかけで変わってしまうものです・・(^^;

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です