ヘビーローテーション

今日もいい天気になりそうです。

朝から墨を入れておいた部分に水糸を張っていきます。
この水糸のクロスポイントが沓石を置くポイントになります。
厳密には沓石を置くセンターから、幅方向、奥行き方向とも45mmずらせた位置に張りました。
(束柱が90mmの角材なので、角合わせができるようにします)

ここで登場するのが、自作の「位置決め治具」。底部の四角の板は沓石の底の大きさに合わせてあります。
底部から上方へ伸びる板は、束柱の大きさに合わせてあります。
また、深さ方向の基準のマーキングも入れておきます。今回は底部から400mmのところに入れてあります。

手順1.位置決め治具の2面を水糸に当て、水準を見ながら穴に沈め、掘った穴の位置と深さに問題ないか確認します。
ずれていたり浅い場合は、ショベルなどで手作業で修正し、穴の形を整えます。
手順2.20kgの採石入りの袋を持ってきて穴の底に敷きます。しゃがんで手で整えて、位置決め治具のマーキングで高さを確認し足らない場合は足していきます。高さはほぼほぼの水準でOK。
手順3.ハンドタンパーという道具を持ち上げて落として、採石を加圧し均していきます。

手順4.20kgの沓石を転圧した採石の上にゆっくり降ろしていきます。このとき沓石上に突き出ている羽子板という金属の板と水糸はきっちり合うように写真左右方向は厳密に。後で調整がききません。上下方向はちょっとアバウトでもOK。

水準もきっちり合うように。水準が合っていなければ砂利で調整。水準が変われば位置も変わるのでそれもまた調整。時間がかかる。
20kgの採石や沓石を持って、水糸に触れないように、また穴に落ちないように慎重に歩いて行くのは予想外の大重労働。
それ以外の手順もかなりきつい作業です。
これを各ポイントで繰り返していきます。
正直きついだけで面白くも何ともない作業のヘビーローテーション。
「止めなければ最後には終わる」だけを思いながら淡々と進めます。
少し救われたのが、今回導入したレーザー距離計、「ボッシュGLM50C」
https://www.bosch.co.jp/pt/products/?id=GLM50C
墨出しにも活躍してくれましたが、地味に便利なのが水準器機能。
ポンと置くだけで、気泡管のように安定に時間がかかることもなく、上下左右のずれをわかりやすく表示してくれます。

夕方になって腕と脚と特に腰がもう限界。
今日は半分も行かずにギブアップ。

明日もこの作業がつづくのかぁ~~(萎)
明日で終わるのかなぁ~~(萎萎)

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