薪ストーブを燃やすには空気が必要で、しかし高気密の家だと空気が流入しにくく薪ストーブが燃えにくい。
そこで2/26のブログでも書いたように、高気密対策として、床に薪ストーブ用空気取り入れ口とダクトを後追いで富澤さんに設置してもらいました。
http://buc.naganoblog.jp/e2359316.html
ここにも書いていますが、問題点は残っていて台所ファンが「強」で回ると、そちらに空気が吸われて不完全燃焼になり、煙が室内側へ逆流してきます。
対策としては、「ファンを使うときは窓を開ける」という方法をとっていました。
でも、この対策は結構寒い・・。
なのでさらに対策を施します。
それが「スペシャルダクト」(^^;。
実は私、機械の設計も少しできますので、オリジナルで作ってみました。
薪ストーブの空気取り入れ口にほぼ密着してかぶせ、ダクトホースに接続できる構造になっています。
空気の流入と流出を室内側と切り離すことが目的です。
これはFFヒーターならぬFF薪ストーブですね。
(強制吸排気じゃないからちょっと違うか)
薪ストーブへの取り付けには、耐熱ネオジム磁石を使用。磁力でくっつけるようにしました。
これだと取り付け、取り外しが簡単。
問題はダクトからの流入だけで空気が足りるかということ。
それでは試してみましょう。
・・・・。
燃えが悪いです・・。
ダクトを外すとよく燃えます。
やっぱり空気が足りていないようです。
これは失敗か・・。
しかし・・・。
薪ストーブ本体が暖まり、空気の取り入れ口を絞る状況になった時に再度装着してみると・・。
おぉ、綺麗に燃えます。
今までで一番綺麗に燃えているかも。
外乱の影響が無いのが良いのか。
ここで台所ファンを「強」でON
おぉ、全く影響ありません。
今までだったら煙モクモクだったのに。
このダクト効果有りです。
これで窓を開けなくても薪ストーブが使えます。
しばらくして・・・、
高断熱の我が家ではとろ火でも室内が暑くなりすぎました。
ぶっち嫁が「暑い!」と言って窓を開け放ちました・・。
なんのこっちゃぁ~。