野外やお部屋を照らす癒しの灯り。自然を感じさせる優しいランタンシェード「山の灯」

・スズラン、ユリ、ホタルブクロ・・。山野草などをモチーフにデザインした優しい形のランタンシェード
・材料は長野県産天然ヒノキの無垢材を使用。ずっと見つめていたい、木と和紙が作り出す癒しの灯り。
・野外では定番ミニランタンで。室内ではコンセントオプションで。だからいつでもどこでも使える。

山の灯(やまのあかり)シリーズは信州産ヒノキの無垢材を使用し、信州で咲く山野草や森の生き物をイメージデザインして作成した和風ランタンシェードです。「すずらん」「ゆり」「ほたるぶくろ」「くり」「おおきな木」の5種類あります。

今回デザインした「すずらん」「ゆり」「ほたるぶくろ」「くり」「おおきな木」は、どれも信州だけのものではありませんが、うちの裏庭など、信州でも多く見られる愛らしいものたちです。

「おおきな木」以外の4種は形状をモチーフに、シンプルにデフォルメし、柔らかい曲線で構成しました。
「おおきな木」は、木を表現する部分は柔らかい曲線ですが、木に寄ってくる動物たちは少しリアルに表現しました。

また、木のフレームだけでは、光源が見え、光がきつくなってしまい、趣もありません。
そこで内側に和紙を貼ることにより、灯籠や行灯のような「柔らで暖かい光」を作りました。
「ヒノキと和紙」さらに「自然を感じさせるデザイン」を融合させた「和風ランタンシェード」の誕生です。

自然の木、自然の形、柔らかい形、柔らかい光。
野外でも室内でも「ほっこりゆったり」としたひと時を過ごして頂ければ嬉しいです。

・すずらん

高原などで咲く花です。北海道が有名ですが、長野県でも立科町、南牧村、富士見町、駒ヶ根市が町の花に指定しているぐらいポピュラーです。

小さくぷっくりとした形が特徴で、「山の灯」ではそのぷっくりとした感じを出すようにデザインしました。

・ゆり

山岳地帯を含む森林や草原に自生することが多い花です。うちの裏庭にも自生しており、夏の訪れを教えてくれます。

ラッパのようなすっと広がっていく曲線が美しく、その感じが出るようにデザインしました。

・ほたるぶくろ

日本のどこにでも咲いている、代表的な山野草です。夏になるとうちの裏庭にたくさん咲き、目を楽しませてくれます。

別名釣鐘草。釣り鐘のように下向きに咲く優しい形の花がランタンシェードにぴったりと思い、デザインしました。

・くり

とげとげのいがぐりは、秋になったら沢山落ちてきます。長野県でも小布施の栗と最近は信州伊那栗も有名になってきました。

踏んだら痛い憎たらしい奴ですが、じっと見ているとなんだか可愛い。そのかわいらしさを優しくデザインしてみました。

・おおきな木

実際の所、まだ庭で野生のリスやフクロウを見たことは無いのですが(キツツキは見た)、熊や鹿や猪や狸に狐は普通に出てくるので、きっとその辺に居るはず。

森のおおきな木は、そんな森の動物の憩いの場になっているはず。そんな情景を想像してデザインしてみました。

「山の灯」はランタンシェードです。
別途ランタンか、オプションのコンセント照明が必要です。

使用可能なランタンは、ゴールゼロLighthouse Micro。
もはや業界標準になっており、大人気のマイクロランタンです。

それ以外にもゴールゼロの互換品も販売されており、ゴールゼロタイプのもので、先端の太い部分の直径が約38mm、全長が約98mm程度のものであれば使用可能です。

これらのランタンをお持ちであれば、それをご使用ください。
お持ちで無い場合は、別途お求め下さい。

今回、弊社でもオプションとして互換品をご用意しております。

100Vの家庭用コンセントに差込み、「山の灯」に簡易的に使用できるLED照明を、オプションでご用意しています。
ご家庭でもバッテリーへの充電を気にせず「山の灯」を使用して頂けます。

付属しているのは0.5WのLEDタイプの電球で、間接照明にぴったりです。

コンセント照明は「山の灯」の上からでも、下からでも差し込んで使用することが可能です。

「山の灯」を置いて使用される場合は下から、「山の灯」を吊って使用する場合は、上から差し込んでください。
今回、コンセント照明のセットには「山の灯」を吊って楽しむことができる小型のランタンスタンドが含まれています。

ぜひお部屋でも「山の灯」をお楽しみ下さい。

このコンセント照明は「山の灯」に差し込むだけで使用するものなので、少々のぐらつきはあります。ご了承下さい。

また、上側から下側へ変更する場合、またはこの逆の場合、部材の組み替えが必要です。こちらもご了承下さい。

なお、電球を交換される場合は、必ずLEDタイプの電球を使用して下さい。

ランタンもコンセント照明も、ネジなどでの固定はしておりませんので、簡単に取り外しできます。普段はご家庭で使用し、野外に行く場合、サッと取り外して持ち出し、そのままアウトドアランタンに手間いらずで差し込めます。

 

天面にはボールチェーンを取り付けており、単体での持ち運びも簡単です。このボールチェーンは単体での吊り下げ保管にも使えますし、コンセント照明を使用し、吊り下げて使用する場合にも使用して頂けます。

野外では市販のランタンスタンドを使用して頂いても良いですし、ランタンに使えるマグネットや三脚を使用して頂くこともできます。

「山の灯」は5mm厚のヒノキの無垢材を使用しています。
実は5mm厚のヒノキの無垢材は、材料として流通していません。
多くの製材所は15mm厚以上の厚みで製材し、乾燥して保管しています。

なので、今回の材料は15mmの材料を削って削って5mmの薄さまで追い込んでいます。最初に6mm程度まで、「モルダー」と呼ばれる機械で平滑に削っていきます。それから「超仕上げ加工機」を使って一枚刃のカンナで0.1㎜以下の精度で加工し、微細な削りムラを無くし、木肌に光沢を出す仕上げ加工を行います。

大工さんがかんなで仕上げるような加工です。
ですので、表面はとても綺麗です。

 

15mmの板を5mmまで削る。使わない材料の方が多いという、ちょっと贅沢なことをしております。今回このヒノキ板の匂いと感触をそのまま楽しんで頂くために、あえて無塗装で仕上げています。

 

パーツはレーザーでカットするので、切断面は茶色くなります。ご了承下さい。

また、和紙に関しては、樹脂で表面処理されていて、破れにくく、水にも強いものを使用しています。アウトドアでも使用可能です。

 

「山の灯」は弊社で設計しました。ヒノキは弊社と同じ伊那市西箕輪町内の製材所から調達し、西箕輪町内の大工さんの工房で「超仕上げ」まで行って5mm厚の板を作ってもらいます。
その後、弊社内でパーツにレーザーカットし、そのまま弊社内にて、組立、梱包、出荷を行います。

大工さんは「建築工房富澤」さん。
https://daikutomi.com/
ハウスメーカー全盛で下請け大工さんが多くなった今でも、自身で墨付け、刻みまで行うことにこだわっておられる「本当の大工」さんです。

今回の「山の灯」製作に当たっても数多くのアドバイスを頂きました。職人に作って頂いた素材を壊してしまわないように、弊社も頑張ります。
というわけで今回国内生産よりさらに進んだ「町内生産」を行います。ご期待ください。

 

信州産檜無垢板、樹脂強化和紙、他

寸法図(製品によって異なるので下記参照)

ヒノキという木は皆さんご存じだと思います。
高級建築材として知られ、造作材、家具材、など幅広く用いられています。
狂いが少なく加工性もよいです。耐久性にすぐれています。そして独特のとても良い香りがします。
日本が誇る優秀な木の代表です。

ヒノキ風呂で知られるように水にも強いのでアウトドアで使うには適した素材になりますが、やっぱり木なので、乱暴に扱うと割れたりしてしまいます。

雨水がかかったりすると反りが発生したり、接着が剥がれてきたりします。
できるだけ丁寧に扱って頂き、雨や夜露がかかるところで使用しないようにしてください。

 

※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。

※天然の無垢材を使用しているため、個体差が生じます。

※製造、検査の都合上、本体に小さなキズや汚れが付く事があります。

※ランタンなど光源は付属しません。

以上ご了承頂きますようお願いいたします。